結婚の参考書

結婚式のマナー(女性服装)

467087787兄弟、姉妹の結婚式や、親戚や友達、会社の同僚の結婚式に招待され出席する事があります。
当たり前の事ですが、マナーを守る事が大人として必要です。

ご祝儀の額についてのマナーや挨拶などTPOに合わせた立ち居振る舞いでのマナー、テーブルマナーなど色々ありますが、
特に女性の場合、出席者としてのふさわしい服装のマナーが重要になってきます。

スーツやワンピーススタイルのドレスなどを着て出席するようになりますが、まず色に気を付けて下さい。
白色は、新婦が着るウエディングドレスを連想させるので避けましょう。逆に全身黒色もお祝いの席ではやめましょう。黒色のドレスの場合は、バッグやストールでカラーを付けるようにします。
そして、新婦に前もって聞ける場合、お色直しの時に着るカラードレスの色を聞き、色がかぶらないように違う色のドレスを選ぶ事も大切です。

その他、肌の露出の多いドレスを着る場合は、上からボレロを着たり、肩からストールを羽織ったりして露出を控えなければいけません。
そして、ストッキングは自然な肌色系が無難で、靴はパンプスなどを履きますが、つま先は出ていない物を選びましょう。

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また、未婚女性が結婚式で和服を着る場合は、振袖が華やかで素敵です。そして既婚女性は、留袖や訪問着を着るようになります。
こんなときにしか着ない和服を買っても、、と思う人もいるでしょうが、洋服と違って、着物は染め直しや染め替えができるので、違ったリフォームの楽しみ方があります。なので一着ぐらい持っているのもいいかもしれません。その一着が長く着られますので。

そんな応用性が魅力の着物ですが、オーダーメイドの着物を最初から作るという手もあります。なによりご自分に似合うお召し物を選ぶことが大切ですね。

結婚式BGMマナー

一生に一度の結婚式。
今どきの結婚式ではいろんなサービスがあります。
その中でもBGMを自分で選んでかけてもらえるサービスというのは、思い入れのある曲がある人にとってはかなり嬉しいもの。
でも、BGM選びを考える時、マナーとして、かけてはいけないBGMもあるんじゃないか、と考えてしまいます。

結論から言えば、BGMをかける人がそれでいいと思ったらそれでいいのです。
ですが、やはり結婚式なので、おめでたい曲、楽しい曲などがいいのではないでしょうか。
また、あくまでも背景に流れる音楽としてのBGMなので、自己主張の強い音楽などは避けたほうが良いのかもしれません。

ただし、注意しておかないといけないのが、結婚式は1回のなかでいろんな場面があるということです。
式中の様子では、ケーキ入刀のシーンが印象に強く残るかもしれませんが、結納のときやお色直しのときなど、場面に応じて様々なシーンが想像されます。ですので、その時その時に応じたBGMを選ぶことが大切です。

BGM選びには選んだ人のセンスも出てきます。
ウケを狙うのもいいですが、ほどほどに。

以上のことをまとめますと、BGM選びにマナーとしてかけてはいけないものはないとはいえ、選ぶときにはちゃんと慎重に選ばないと、せっかくの結婚式が台無しになるかもしれない、ということです。

結婚式の和装(女性)

gf1120482017x結婚式に招待されたとき、ドレスを着て参加される方が多いかもしれませんが、会場の雰囲気が華やかになると意外と喜ばれることが多いのが和装です。結婚式や二次会に参列するための和装には主に3種類あり、袖の長さや色、新婦との関係性によって区別されています。

未婚女性の和装としては最も格が高く、成人式などでも着られる振袖は袖の長さによって3種類に分けられます。袖の長さが約115cmある最も格式の高いものが大振袖です。結婚式で着るゲストも多いようですが、この大振袖は花嫁も着用する可能性があるため、事前に花嫁の衣装の確認が必須です。そして袖の長さが約105cmあるのが中振袖。花嫁とかぶることはありませんが、色味を抑えるなどの配慮はしなければいけません。最後が袖の長さが約85cmある小振袖です。気軽に和装を楽しみたい10代の方などにはこちらがオススメです。

未婚女性だけのものとされる振袖とは異なり、準礼装として未婚既婚を問わないのが訪問着です。袖が約60cmと短めで場所のしばりがなく、胸元にも模様があるので着席しても華やかさが演出できます。花嫁を引き立たせるという意味でも、ゲストが着用する和装としては1番無難かもしれません。

新郎新婦に近い親族の既婚女性が身につけることが多い第一礼装が黒留袖です。新郎新婦の親のみが着用を許可されているイメージが強いかもしれませんが、新郎新婦の身内で既婚女性であれば誰でも着用していいとされています。黒留袖以外のカラフルなものは色留袖と呼ばれます。第二礼装にはなりますが、五つ紋を選べば黒と同格になるため、黒留袖よりも華やかな雰囲気にしたい方にはこちらもオススメです。

留袖のような和装は購入するとなかなか高くついてしまうもの。レンタルであればリーズナブルかつ手軽に着用できます。晴れの日かしいしょうの留袖レンタルは全額返金保証をつけていたり、会場や美容室まで手ぶらで行けるフルセットレンタルをしていたりと安心かつ便利なサービスが盛りだくさんです。これも衣装に自信があるからこそ。

昔ほどではありませんが、年長者の中には和装の格式を気にする方もいるかもしれません。ですが、マナーをしっかりと守っていれば全く問題ありませんし、和装はこういった機会がなければ滅多に着用するものでもないので是非検討してみてください。

結婚式マナー (ご祝儀)

結婚式のご祝儀は、一般的に身内以外は3万円が相場である。
2次会や会費制のパーティ等では男性の会費が女性のそれよりも高く設定されているケースがあるが、ご祝儀に限っては
地域での相場の違いはあっても、性別での違いは無い。
しかし、結婚式に招待された女性の場合、ご祝儀の他にもパーティードレス、バッグや靴から当日の美容院でのヘアセット、メイク等の準備が必要であり、低く見積っても男性より平均1万円程度はコストがかかるのが実情である。
仮に、結婚ラッシュの時期で1月に2件のお呼ばれがあった場合、出費は2次会も含めると10万円近くにもなり、いくら親しい間柄の友達の為とはいえ、家計的には相当な圧迫となるし、男性と比較して不公平感が出るのも否めない。
最近では、格安でパーティドレスがレンタルできるサービスも増え、女性ゲスト自らが節約できる幅も広がってはいるが、その一方で、結婚式をプロデュースする側のホテルや式場、レストランから、女性ゲストに向けた特定のおもてなし、言うなれば「女性ゲストの出費救済措置」となり得るものはまだ出ていない。
例えば、女性限定の料理メニューやデザートサービスをつけたり、ヘアメイクの割引をする等、何らかの付加価値がプランに組み込まれることで、女性ゲストの満足度向上が期待でき、同時にブライダル業界の活性化も図れるのではないだろうか。