現在、少人数での結婚式が人気となっています。新型コロナウイルス感染症も影響で、大人数でのイベントが開催できないという状況も大きいですが、それ以上に少人数での結婚式のメリットを感じて、あえて選んでいる方も増えてきています。今回は、少人数での結婚式の中でも、特に人数が少ない「二人だけの結婚式」について紹介します。

「二人だけの結婚式」とは？

二人だけの結婚式とは、その名の通り、新郎新婦二人だけで行う結婚式です。友人だけでなく、親戚や両親も呼びません。本当に二人だけで行います。

通常の結婚式で多く見られる、新婦が父親と腕を組んで入場する挙式や、披露宴での両親への感謝の手紙、友人代表のあいさつなどもありません。そのため、バージンロードを新婦一人で歩くなど、一般的な結婚式の形式と異なる点が多々あります。

二人だけの結婚式が選ばれる理由

「二人だけでは寂しいのでは？」と思われるかもしれませんが、徐々に選ぶ方が増えています。選ばれている理由は大きく３つです。

・日取り決めや準備が楽

通常の結婚式ならゲストに配慮した日程で予約をしたり、両親の予定を確認したり、予定の調整が非常に大変です。また、ゲストに招待状を送る、引き出物を用意する、演出を考えるなど、準備をすることも多く、日常的に仕事が忙しいと準備に手が回らないことも多々あります。しかし、二人だけなら、招待状の準備も必要なく、自分たちの都合の良い日取りで行うことができます。

・人目を気にする必要がない

「誓いのキスが恥ずかしい」「スピーチなどで目立ちたくない」という方が多く、せっかくの結婚式なのにリラックスできないという方が多いようです。そういった方々が、自分たちらしく、想い出の残る結婚式をしたいと、選んでいます。

・費用を抑えることができる

二人だけなら、二人分の費用しか基本的にかかりません。大きな披露宴会場を用意する必要もなく、準備の時間だけでなく、費用も考えなくて済みます。そのため、できるだけ費用を抑えたいという方に選ばれているようです。

二人だけの結婚式は教会だけ？

二人だけの結婚式は、教会だけでなく、神社での神前式でも可能です。ただし、神社によってはできない場合もあるので、事前に確認をしておきましょう。例えば、東京の神前式を行える神社を紹介してくれる「京鐘の和婚プロデュース」では、和婚のプロが真心こめて総合的にプランニングしてくれます。二人だけの結婚式についても相談をすることが可能なので、和婚で二人だけの結婚式をしたいというカップルは、相談してみてはいかがでしょうか？

二人だけの結婚式には魅力がたくさん

二人だけの結婚式は、遠い地元が遠く友人や両親を呼びにくいという方や、国際結婚で相手方の友人や両親を呼ぶことができない方にオススメです。また、旅行を兼ねて結婚式を行うなど、前後の予定も柔軟に組むことができます。

結婚式は二人だけで行い、後日食事会などの場を設けて家族や友人に紹介をする、というカップルも多いです。

柔軟な形の結婚式がしたいという方は、ぜひ二人だけでの結婚式を検討してみてはいかがでしょうか。